──自己紹介をお願いします。
品川美容外科池袋院長をしております、加藤英樹です。現在、美容整形外科医になってちょうど20年目。妻と、19歳、16歳、13歳の男の子3人の5人家族です。
趣味はゴルフで、体型を維持するために筋トレも頑張っています。あと通販が大好きですね。(笑)ついつい、いいのがあると買っちゃうんですよ。
──加藤院長の若さと元気の秘訣を教えてください。
やはり子どもが男の子3人なので、成長してくると私より身長がだんだん高くなってきますが、父として体型も負けたくないじゃないですか。それに患者様やスタッフにも、いつまでもカッコいい姿や模範を示さなければならないですからね。
筋トレは週に2~3回、好きなゴルフは週1回程度ですが、千葉や横浜方面へ出かけてパワーをチャージしています。
──学生時代は演劇をされていたそうですが、その時のお話を聞かせてください。
高校の時に演劇部に入部して演じることが楽しいと感じ、大学に入学してからは沖縄の劇団に入りました。2年生くらいまで続けていたのですが、演劇は舞台が決まると稽古・通し稽古・舞台と3か月くらいずっと稽古し続けるんです。その制約が苦痛と感じてしまいました。
大学のサークルではウィンドサーフィンと二足の草鞋を履いていたのですが、ウィンドサーフィンの魅力にはまり退団してしまいました。
──どうして美容外科のドクターになろうと思われたのでしょうか。
私は2001年に品川美容外科に入職しましたが、その前に形成外科医として2か所で勤務していました。形成外科の道に進み、患者様のお悩みやコンプレックスを解消して喜んでいただけることが嬉しく、もっと幅広い年齢層の方のサポートや美容技術を学びたいと思い、美容医療に飛び込みました。もともと美容医療に興味があったので、決断も早かったです。
入職後も大きなギャップはなかったです。もともと普通の一般医療もサービス業なので、そのサービス業をもっと特化した分野が美容医療というイメージをもっていました。
──手術や注入系の技術は、どうやって習得されましたか?
入職当時は先輩に聞いて指導してもらうことが多かったですね。特に自分の中で疑問なところはうやむやにせず、その場で解決するようにしていました。
ほかにも、美容外科医の友人数名で、美容先進国の韓国へ研修に出向き、手術を見に行ったりもしています。新人や年下の先生でも上手な先生はいるので、彼らの技術を見て参考になるところは取り入れるようにしています。
全体的な技術を高めていくということは、患者様のためだけでなく自ずと池袋院や全体のためになっていくので、そのためには上下関係なく良い事は取り入れる姿勢で取り組んでいます。
──リピーターの患者様が多いと伺いました。患者様の対応で気をつけている、心がけている点を教えてください。
まずは多くのリピーター様がいらっしゃることに対して、本当に有難く思っています。実際、患者様はさまざまな悩みを抱えているので、しっかりとお話を聞く事が大切だと思っています。それに対してこちらがきっちり答えることで、理解・解決して喜んでいただけるので、誠実に一人一人の患者様に対して丁寧に対応するのみですね。
お話を聞くこと自体大変だと思われる方もいるかと思いますが、私はもともと演劇で培ったものがあるので、人の話を聞いたり喋ったりすることが好きなので楽しく取り組めています。ウィンドサーフィンは何の役に立っているのか分からないですけどね。(笑)
あとは、患者様に少しだけご提案をするようにしています。例えば「こうすることによってもっと良くなりますよ」と、患者様にも未来が描けるようにご提案することを心がけています。
──また新人ドクターの指導力にも定評があるとお伺いしました。指導に際して大切にしていること、またスタッフとのコミュニケーションで大事にしていることを教えてください。
患者様に対する接し方や手技でもポイントとなるところは、やはり伝わりにくい所もあるので、指導の仕方にも気をつけています。
例えば注射するときに右利きの人だと右手で注射をするんですけど、左手の使い方がとても大事なんです。支えるときに使ったり、針がぶれないようにしたりとか、ほかのところに行かないようにしたりとか。手術も同様に、左手を上手く使うか使わないかで仕上がりが違ってくるので、細かく教えるようにしています。
後輩の先生は上の先生に自分から聞きにくいところもあると思うので、聞きやすい環境を作るために、私自身も常にコミュニケーションをとるように心がけています。嫌なことがあったら落ち込みますが、できるだけすぐに忘れるようにもしています。出来れば一時間以内に。(笑)私が元気で振る舞えば、スタッフも自然と元気に、笑顔になりますから。
──これから働く上での意気込みや目標を教えてください。
具体的にあまり細かい目標は立てない方ですが、仕事でも私生活でもメリハリを付けて、力を入れるところと抜くところを大切にしていきたいです。
品川グループには綿引先生と秦先生という私の大先輩がいらっしゃいます。特に秦先生は私より10年程先輩ですが今も現役でバリバリ元気に働いてらっしゃるので、秦先生みたいに元気で見た目も若々しくいられたらと思います。
美容医療は、人のコンプレックスを治すことで喜んでいただき、とてもやりがいがあります。今後も必ず伸びる職種だと思いますので、少しでも美容医療に興味があったら、ぜひ検討してみてください。
手前味噌になってしまいますが、私はこの美容業界に入って良かったと思いますし、天職だと感じています。これから入職されるドクターにもそう思ってもらえるよう細かな指導やフォローができればと思います。
【品川美容外科池袋院 公式HP】