例年育休から復職する職員がたくさんいる春。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、復職時期が6月~10月にずれた職員も多数いました。10月1日までに復帰した職員は50名。復職をして仕事と家庭を両立して頑張っている職員に話を聞きました。
【看護師】
──今回、第二子の育休からの復職でしたが、不安なことはありましたか?
元々の復職時期は4月末で、実際の復職は6月末で約2ヶ月伸びました。育休中は早く復帰したいと思っていましたが、働くともうちょっと休みたかったなと思いました(笑)ないものねだりですね。
二人が違う保育園に通うことになったので、復職前は送り迎えが大丈夫かなと不安はありましたが、何とかなっています。夫が協力的なのでとても助かっています!!
──復職してよかったと思うのは、どんなところですか?
社会や人との繋がりが感じられることだと思います。通勤時に一人の時間も取れるので、気分転換になります。また美容クリニックの看護師として、女性としてきれいでいたいという意識を高く保つことが出来たり、職員割引もあるので自分自身のメンテナンスも出来たりするのもいいですね。
【クラーク職】
──復職してから、お子さんの様子や職場での様子はいかがですか?
4月に復職予定でしたが、新型コロナウイルスの関係で6月末に復職しました。保育園に行き始めた時は、「ママといたいよ~」と言っていましたが今は楽しく通っています。
約1年半のブランクがあり、復職には正直不安もありました。新しいメニューが増えていましたが、優しく教えてくれたり、時短勤務中なので帰る時間になったらスタッフが声を掛けてくれたり、とても温かい職場環境なので、復職出来てとても良かったです。また、職場には子育てをしながら働いている先輩もいるので、アドバイスをもらったりもしています。
──家事・育児と仕事の両立で工夫していることはありますか?
時間の使い方が変わりました。子どもの気持ちを最大限に優先して、一緒にいる時は極力家事をせずに一緒に遊んだりしています。なので、朝早くや寝かしつけのあとに家事をするようにしています。今は、夫が在宅勤務になったので、保育園の送りや家のことも以前よりやってくれています。
家庭では妻・ママであり、職場では一社会人としての自分を持つことで、ON・OFFのメリハリがあります。朝は早めに出勤してユニフォームに着替えて、休憩室でコーヒー飲んでいます。ゆっくりした時間を持つことで仕事モードに切り替わっていきます。逆に帰りは最寄り駅に着いたら、子どもと何して遊ぼうかなと考えています。
今後復職してくるスタッフにも、私が他のスタッフにしてもらったように温かく接したり、自分の経験を伝えたり出来たらいいなと思っています。
【番外編】現在小学生のママに、8年前に育休を取得して復職した時のお話を聞きました!
──育休から復職まで、大変だったことはありましたか?
役職者だったということもあり、責任感から長く休むことにやや不安がありました。また、15年も働いていた職場だったので、患者様への対応力・話をする感覚が鈍ってしまうかもしれないと思い、ブランクが怖かったです。それに復職して時短勤務になり役職の仕事を全うできるかな、お給料分働けるかなということも考えたりしましたね。
しかし、復職したら、家庭以外に『自分の居場所』がある、戻るべき場所があるということがとても嬉しかったです。仕事に対してもすべて自分で抱えるのではなく、下のスタッフの成長に繋がるような仕事の割り振りを考えて進められるようになりました。
──復職後、変わったことはありましたか?
出産・育児で自分にために使える時間が少なくなっていたので、復職して美意識がまた高まってきました。品川グループは美容最先端のメニューが揃っていて、どれが今の自分に必要なことが見極められるので、きれいなママでいたいと思います。
2週5休の定休だったので、平日のお休みを有効活用していました。自分のための時間・美容室に行ったり、作り置きをまとめて作ったり、子どもの習い事のために使ったりと、時間を上手に使えるようになったかもしれません。夫もとても協力してくれました。子どもが夜泣きした時はエルゴして散歩に行って、私を起こさないようにしてくれました。懐かしいですね!
復職の不安や心配はありましたが、いざ復職してみたら思っていた程ではありませんでした。もちろん仕事と家庭の両立は確かに大変なこともありますが、やりたい仕事があり、家族に恵まれたので、前向きに頑張れたと思います。