──Q.まず自己紹介をお願いします

表参道院ナースの鈴木と申します。





──Q.前職~翔友会に入職し、サブリーダーになるまでの流れを教えてください

都内の大学病院で4年間働いていました。患者様の生命に関わるところでかなりやりがいもありましたし、興味のある分野だったのですごく勉強自体も楽しかったのですけども、やはり激務であるところや業務量が多いところで、身体的・精神的な負担が大きいという理由で転職に至りました。

 

転職先を探す中で、美容分野でも看護師が活躍できるということを知りまして。大手になりますし、働いてみたいと思い入職しました。

 その後は3年ほど一般職として働かせていただいて、自分と上の者の間がいないという環境的な因子も大きかったかなと思うのですが、マネジメントの面や調整の面で評価していただいて、サブリーダーとして今現在働いているという状態になります。


──Q. 前職でとくに大変だった点はありますか?

前職やっぱり大変だったのは夜勤ですね。あと、中堅がどんどん抜けてってしまうといいますか、やはり看護師の業界の成り立ち的に若手で支えるというところで、経験値もそんなにない看護師たちで業務を回す不安感や、1人当たりの負担感が大きかったというのもかなりあるのかなというふうに思いますね。





──Q. 一般職でご入職後、3年間で努力されたことや日々意識されたことはありますか?

日々やっていく中で思っていたのは、まずは意識変化ですね。病棟で働いていた時は、医療職としてあまり利益面は考えずに動いていた部分が大きかったかなと思います。社会における会社の一任として利益を出していくというところは、医療者は持ちにくい概念かなと思っていて。ただこういう会社に入ったからこそ、利益面を考えなければいけないのかなというのは、入った当初から思ってはいました。

 

その上でどうリピートしていただいて患者様に満足していただくかというところとか、自分の対応が満足につながるというところでの接遇面でしたりとか、技術の向上でしたりとか、お話の仕方の練習ですよね。そこで、表参道院自体を盛り上げていくという面は日々考えながら働いていたかなと思います。

 

医療の病院は、やはり病気にならないとかからないところですし、行きたくて来る方はいないので、もちろん最低限のマナーはありましたけれども、どちらかというと接遇というのはかなり薄いので、看護師とか医療職、コメディカルの皆さんが、こういった会社に入った時に一番意識を変えなきゃいけないところだと思います。

 

もし、自分もお客さんとして来た時にどう接遇されるのがいいのか?例えば少し高価な買い物に行った時にどう対応されるのがいいのか?というところの視点を守っていただくようには、他のスタッフへ指導をしているつもりです。意識しないと変わらないところかなというふうに思っています。


──Q. サブリーダーになってから、気持ちや行動で変化はありましたか?

先ほど申し上げたところはベースとして変わらないですが、一般職の時よりもみんなに見られているという意識がついたかなというのがありますね。やはり完璧な人はいないので難しいですけど、自分がどのように業務中に働いているのかとか、患者さんにどう接しているのかとか、どういう思いで働いているのかというのは、一般職の方も見てそれに習うと思うので、役職がついたからにはそういった見られているという意識というのはすごくついたかなと思いますし、より気を引き締めなければと思いましたね。






──Q. 表参道院で採用される方、働いている方の雰囲気の特徴はありますか?

すごく難しいところでフィーリング的な部分も少しあるかなと思うのですが、明るさと清潔感といった意味で派手すぎず、洗練されている感じという雰囲気はかなり必要なのかなというふうには感じています。

話し方にしても、醸し出す雰囲気にしても、その塩梅は難しいかなと思うのですけども、そういった面はもともと備わっている方が活躍しているかなと思います。

 

環境の変化があったうえでも意欲的にこれから長く働きたいので選びましたと言ってくださる方もいらっしゃるので、きっかけは何にしろ、その後の自分の意識をどう思っていくかっていうところはあるかなというふうに思います。


──Q.最近入った新人さんや今まで見てきた新人さんの中でも、頑張っているなと思うポイントやさらに上を目指してほしい特徴はありますか?

基本まずは自分の技術を安定させるためにどう取り組めるかというところだと思いますね。

今、自分がどうしたらいいのかを意識的に自分で考えられる方は、今後伸びていくと思っています。それは技術の習得だけに限らず、中堅とか一般職でも広い目で働かなければいけなくなったり、いろんな業務を探さなくてはならなくなったりするので、与えられた仕事をこなすだけではなく、自らいろんなことに気づいたりとか、意識的にやってくれたりというところで評価しやすいなというのはあります。

 

役職につくと言われなくてもやらなければいけない仕事や目に見えなくても調整しなければならないことはたくさんあるものの、一般の職の方にはなかなか見えないと思うんです。そこをこなすには、広い視点というのはすごく必要なので、自分が今この時間で何ができるのかとか、今この状態でどういうことができるのかというのを意識的に考えられる方はかなり伸びていきますし、頼りにしていますね。

 

自分のキャリアケースを考えた時に、今後1年後どうなっていきたいかというビジョンを持って働いてくださる方はすごく伸びていくのかなと思っています。






──Q.役職が上がるにつれ、結構自発的に動いたり、模範になるような行動をとったりしないといけない部分もありますよね?

でも、自分がすべてやるわけではない。それが私の役目ではないと思っています。業務を見つけたい、何かを調整しなきゃいけない、というきっかけ作りはしますけども、一般職の方に伸ばしてもらいたいスキルがあるとしたら、それを実施してほしい業務として振ってサポートして、その方を押し上げていかなければいけないなというのは、自分の立場的には思いますね。

なので、自分で全部やればいいというわけではないかなというのはすごく思います。


──最後に、これから入職を検討されている方にメッセージをお願いいたします!

まず理事長が毎回おっしゃっていることなのですが、いい接遇サービスを行うことでリピートしていただくというところで、看護師はすごく大きな役割を担っていますし、スタッフの中で最後に接する業種なので、良くも悪くも印象づけというのは自分たちでされてしまうかなと思うんですね。なので、その意識をもって動ける方に入職いただきたいなと思います。

 

表参道で言いますと、皮膚科の患者様やリピーター様がかなり多いですし、近くに住んでいらっしゃって、看護師も指名されて毎月お悩み相談みたいな感じで来られる方もかなり多いので、そういった方々の人生が豊かになるような、来てよかったなと思ってもらえるような、接遇をしなければいけないなと思っています。そこにやりがいを感じたり、喜びを感じたりできる方と一緒に働いていきたいなと思っていますね。

 

あとは、自分の意識も向上していくと思います。私は、もともと頻繁に美容皮膚科やエステに通うタイプではなかったのですが、勉強するうちにこういうケアをしておいた方がいいなとか、自分自身の美を磨くという意味でも、それが患者様にこういう経験しましたとお話しできるというところでも必ず身になっていくので、美容が好きな方のほうが私たちも働いていてすごく楽しいなと思います。スタッフ間としてもそういった意思疎通を図りながら、風通しのよい環境で働きたいなと思っています。




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