医師が成長していく過程の中で欠かせない研修期間。 研修期間以外でも、医師が国家資格を得て生涯に渡り成長していく中で、重要視されるのが教育体制ではないでしょうか。 教育体制が整い、症例数が多ければ、医師として成長できる機会が大いに広がります。 症例数が豊富ということは、それだけたくさんの患者様に触れ、勉強に勉強を重ねる機会につながるからです。 今回は、品川グループの秦医師が教育体制と症例数について、お答えしていきます。
業界トップクラスを誇る症例数の多さの理由
業界トップクラスの症例数の多さの理由は、施術の結果やリスクについてご納得いただき、その上で、とても魅力的だと感じていただいた患者様がとても多くいらっしゃった結果です。 品川グループは、患者様の施術前に十分な説明を行います。 美容医療の施術や治療法を患者様にご案内するにあたり、老舗の信頼性を持ち、全国規模のアフターケアなどが可能でなければ、基本的には成立しません。
丁寧な対応が患者様の満足度になり、リピーターに繋がる
一人ひとりの患者様に、丁寧に対応することで同じ患者様がリピーターとなり、口コミで来院される患者様の来院数が増加しております。 その結果として、全国トップクラスの症例数を長年かけて積み上げられたのだと、思っています。症例の共有方法について
品川グループでは症例の活用法が、2通りあります。
- 1:院内向けの周知・研究・改良
- 2:院外に対しての発信
院内向けの周知・研究・改良について
院内向けの周知・研究・改良については、患者様のボランティアや、スタッフの協力で構成されることが多く、新技術の要点を解説するための用途として、使用されています。 私どもにとっては、大変ありがたい症例となっております。院外に対しての発信について
院外に対しての発信の場合、その多くが日常の診療の中で、ドクターやナースが遭遇する一般的な症例から、頻度は低いですが難易度の高い症例まで、幅広く画像として保存されています。 現在は、この多くの症例をホームページで簡単に閲覧できます。症例を閲覧可能にすることで、クリニックの情報開示や、患者様へのご説明のために最適な情報になっています。 更に、症例の画像はドクター間でも手技の工夫や検討をおこなう場合に使われています。 画像を見ながら、どこをどのように注意を払って施術し、高い満足度が得られるのかを、判断・イメージさせやすくするツールになっています。症例数と教育体制について
指導医だけでなく、1〜2年目のドクターであっても、自分の経験している以上の症例数を、施術を担当したのと同じような情報を得られることが大きくなっています。 入職間もないドクターでも、経験する前にさまざまな症例を知っていることで、不安も少なくて済みます。 しかし、知っているだけでは、実践できるとは限りません。 そこで、我々は指導する際、次の言葉を現場で実行しています。
- 1.やって見せ
- 2.言って聞かせて
- 3.させてみて
- 4.褒めてやらねば、人は育たじ
4つの言葉の意味
詳しく説明すると、 「やって見せ」では、初めは一緒について、見学してもらいます。 次に、「言って聞かせて」で、その場を一旦離れて、図解しながら説明します。 理解できたら、実際に何度も練習した上で、指導医と取り組みます。 これが、「させてみて」です。 その結果、満足のいく処置や施術だったかをきちんと反省し、不十分な点は反復練習します。 また、勇気を持って、治療を担当したドクターを称賛します。 「褒めてやらねば人は育たじ」ということです。 すると、モチベーションを常に高く保つことができ、仕事に対する意欲が日に日に高まっていきます。品川グループ流の教育方針
「まだ何もしてないが知識は十分ある」という状態よりも、知識をつけながら、どんどん動いて覚えていってもらうというのが、品川美容外科・品川スキンクリニックの教育方針となっています。
記事執筆協力 品川本院 院長 秦 真治医師
1987年 | 琉球大学医学部 卒業 |
東京女子医科大学病院 外科入局 | |
1988年 | 品川美容外科 入職 |
2008年 | 品川美容外科 品川本院 院長 |
2010年 | 品川美容外科 渋谷院院長 |
2016年 | 品川美容外科 横浜院院長 |
2017年 | 品川スキンクリニック 横浜院院長 品川美容外科 横浜院副院長 品川スキンクリニック 品川院院長 |
2018年 | 品川美容外科 品川本院 副院長 |
2019年 | 品川美容外科 品川本院 院長 |
・日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAS)
・VST認定医
・サーマクール認定医
・ジュビダームビスタRボリューマXC認定医 秦医師のプロフィールはこちら