※城石充医師は現在は品川スキンクリニック池袋院の院長です。


──まず自己紹介をお願いします。

品川美容外科・横浜院の城石と申します。 2018年に入職し、9カ月目になります。

──城石先生はどうして美容外科・美容皮膚科というような業界で働こうと思いましたか?

まず、美容医療にそもそも興味がありました。また、技術を磨いて医療行為を行うという医療従事者としての側面だけではなく、サービス業としての側面が、自分の性格に合っていると思っていました。

美容医療のそういった面に共感したため、この業界で働こうと思いました。

──品川グループに入職する前はどちらに勤務していましたか?

私は初期研修医を終えて、そのまますぐに入職しました。そのため、特定の医局に入局していた訳ではなく、直接美容医療業界に入ろうと初期研修のときに決めていました。



──他の美容クリニックの見学は行きましたか?

品川グループの他にもう1ヶ所見学に行きました。新人ドクターが行えることやキャリアプランなどは、あまり変わらないと思ったのが本音です。


しかし、大きく異なると感じた1つ目が雰囲気です。そして2つ目は、品川グループに医師として成長できる見込みや可能性があると感じました。

──品川グループに入職を決めたのはなぜですか?

その理由として1つ目は、先程言った、医師として成長できる環境が整っていることです。2つ目は見学時に肌で感じたアットホームな雰囲気の良さですね。3つ目は、理事長の綿引先生が現実的なビジョンや戦略を持たれているところです。


他にも、スタッフを気遣っていたり、スタッフ目線で物事を第一に考えたりしていると感じたので、そういった働きやすさの面でも良いなと思って決めました。

──綿引先生とお話しする機会があったのですね?

そうですね。見学の初日に綿引理事長とお話しする機会があったのですが、実はそれが面接の一環だったそうです。そのときも、そういう雰囲気を出さず、会話しながら私の立ち振る舞いを見られていたことに対し、いろいろな角度から考えて人材を見抜いていらっしゃることに驚きました。


あとは、安全面をよく研究していると感じました。例えば、患者様の体質や持病など多方面から診察することで、治療へのアプローチの仕方が異なります。他のクリニックでは、例えば鼻を高くしたいという希望があれば、切開して人工軟骨を入れる侵襲性の高い治療をまずすすめると聞きましたが、こちらでは患者様の立場になって考え、身体に与えるダメージや体調を十分考慮しながらプランニングするという点にも好感が持てました。


その他にも、年齢を問わず、ターゲット層が広いリフトアップに力を入れているところ、その戦略に関してとても興味深く、これが決め手になりましたね。



──品川グループに入職した際の研修は振り返ってみていかがですか?

私の場合、まず理事長先生や上司にあたるドクターから美容医療の基本の技術などを学びました。美容の施術は、普通の病院や大学では学べないことが多く、基礎分野はもちろん他科と共通していますが、専門分野に関しては、基本から教えてもらいました。


あとはノウハウですね。美容医療は、その医療行為だけをただやればいいというわけではなく、サービス面も大事な一役を担いますので、接遇面におけるお話もしていただいて、すごくためになりました。

──その研修の雰囲気はいかがでしたか?

研修の雰囲気はとても温かい感じでした。私の場合は少人数で、はじめは緊張しましたが、実際はそこまで硬い雰囲気はなかったです。

──研修を受ける前と受けた後で、ギャップや何か思うことはありましたか?

まだ美容医療業界のことを知らなかったのですごく不安でした。ノウハウを実際に研修の場で学び、そして実践もしたことで、自信ができたというか。今までやってきたことや自分が考えてきたもので生かせるものは生かし、新しく学んだ内容も自分の武器として取り入れることができました。美容医療は、こういう風にやっていけばいいんだというのがわかったので自信になりましたね。



──実際に働いてみていかがですか?

入職前は不安を感じていましたが、その不安はすぐに吹き飛びました。実際に、自分が思っていた以上にとてもやりがいのある仕事ですし、職場の雰囲気もとても良いですね。今すごく充実した生活を送ることができていると感じます。

──どんなところにやりがいを感じますか?

1番わかりやすいのが、施術をした患者様が喜んでくれることです。施術後、鏡を見せた瞬間に笑顔になって「すごく変わったわね」とか、「やってよかった」とか「また先生にお願いするね」と、そういう言葉をいただけたときはすごくやりがいを感じます。



──横浜院の他のドクターとはどのように接していますか?

横浜院は現在3人、上司にあたるドクターがいらっしゃいますが、どの先生も優しくてとてもよく教えてくださいます。それも“惜しみなく”です。本当はご自身の業務や担当の患者様のことで忙しいとは思うのですが、それでも合間を見て技術の指導があったり、ちょっとしたノウハウや喋り方のコツであったりとか、ささいなことから教えていただけます。不必要なストレスがない環境だと思います。

──では、他のスタッフとはどのように接していますか?

ワンフロアの中にいろんなスタッフがいるので、常に顔を合わせられる場所で働いています。職種は違いますが、対等に言いたいことを言える環境です。患者様がいらっしゃらないときは、雑談したりもします。そういう温かい雰囲気があって、居心地よく仕事ができますね。

──どんな雑談をされるんですか?

もちろん美容的な話も仕事の話もします。休日に何をしたとか、何処そこのお店が美味しいとか、そういったたわいもない話をするときもあるので、必要以上に気を使い過ぎることなく疲れないですね。いくら仕事中とはいえど、そういった要素も大切だと思います。



──勤務状況や給与面、待遇についてはいかがですか?

一般の病院と比べて圧倒的に給与面はいいですし、オンオフもはっきりしています。横浜院は完全週休2日制で、休みの日は休み、仕事の日は仕事といった具合で完全に分かれています。一般の病院だと、休みの日でも病院に行かなければならなかったり、緊急で呼ばれたりしますからね。


あとは当直業務がないのが、本当に大きいと思います。しっかり休みの日は休んでいるので、仕事中はずっと集中力をキープできています。実際、施術をする上では安全が第一です。リラックスしつつも、集中力を保ち、100%の力を発揮できる環境なのはとてもありがたいです。

──入職を検討されている方や初期研修のドクターに向けて、アドバイスをいただけますか?

私もそうでしたが、この業界に入るまでとても不安だと思います。見学に来ないとわからないことがたくさんあるので、まずは見学にいらっしゃってください。実際に自分の目で見てみたら、だいぶ印象が変わったり学んだりすることがあると思います。


初期研修中のドクターでしたらさまざまな診療科をローテーションしていることだと思います。そこで学ぶことも大いに活かせるものがあるので、美容には関係ないと思わずに、しっかり研修を受けて身につけて欲しいなと思います。外科でも内科でも、患者様への接し方や大切な医療技術などを学ぶ機会は多いと思います。


あと、美容医療業界は、スタッフとの連携が求められますので、今の環境でスタッフとのコミュニケーションを大切にして欲しいです。

──最後に、これから働く上での意気込みや目標を教えてください。

新人ドクターなので、まず一人前になれるよう、技術面や知識面、接遇面など、統括的に努力して磨いていきたいです。そういった面でも、身近なところで教えてくださる横浜院の先輩ドクターが私の理想の姿です。施術の腕も確かですし、患者様への対応一つとってもとても勉強になります。


また経営面や運営面への気配りなど、自分の施術をしながら院全体のことも考えられています。お忙しい中、それを真剣にこなしている姿がすごくかっこいいなと思っているので、そういった姿に早く追いつけるようになりたいです。



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