──まず、自己紹介をお願いします。
品川スキンクリニック神戸院院長の富久喬平(とみひさ きょうへい)です。神戸院のほか、京都院、広島院、岡山院などに出張することもあります。
──品川グループに入職する前は、どちらにご勤務されていましたか?
徳島県にある鳴門病院で研修医をしていました。麻酔科や外科系の診療科を中心に研修しました。
──美容医療で働こうと思ったキッカケはなんでしたか?
研修医として働いているときに感じたのですが、一般の病院の患者様は、病気や怪我の状態でいらっしゃるんですよね。そして治療後は良かったら元の状態に戻りますが、完治されない方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、美容医療の患者様はそうではありません。
ゼロの状態からいらっしゃって、美容医療を受けることでさらにプラスになっていく。そのことにとてもすごくやりがいや楽しさを感じられるのではないかと思ったことがきっかけでした。
──美容医療の業界の中でも品川グループを選んだ理由はなんだったのでしょうか。
院内の空気です。別の美容クリニックにも見学に行ったのですが、そちらのクリニックは院内の空気が自分には合いませんでした。しかし品川グループを見学した時は優しさを感じ、ここに入ろうと決めました。
──空気が合っていたということですが、神戸院の空気はどのような感じなのでしょうか。
入職して最初に来たのが神戸院なのですが、その時からとても優しくしていただいて、助かっています。女性スタッフが多いので、初めは少し緊張していました。ですが、同年代のスタッフが多いので、すぐに打ち解けることができました。
──品川グループに来られて、初めてオペに入られたときはどんなことを感じられましたか?
初めて自分で担当したのは二重の施術だったのですが、とても緊張したことを覚えています。しかし、上級医や看護師に見守られながら、安心して手術を終えることができ、数か月後に来院されたころには凄く満足されていたのが印象深いです。
──入職してから好き、あるいは得意になったオペなどはありますか?
好きなのは、「美肌アモーレ」という溶ける糸を使ったリフトアップの施術です。
「美肌アモーレ」は終わったあとの変化がすぐ分かります。
たとえば二重の施術の場合、終わった直後はどうしても腫れがあって、それが落ち着いて完成形になるまでに1ヶ月程度かかります。しかし、美肌アモーレはすぐに一番いい状態を見ることができるので、患者様の満足感も伝わりやすく、やっていて楽しい施術です。
──働く上で、何かモットーにされていることはありますか?
患者様を嫌な気持ちをさせないことです。
患者様の気持ちは、カウンセリング時の言葉遣いひとつで変わります。他人行儀になり過ぎず、かといってフランクになり過ぎず、笑顔、敬語で話すことを心掛けています。
患者様の中にはフランクな接し方を好まれる方もいらっしゃいますが、馴れ馴れしく感じる方もいらっしゃると思います。その点、敬語でお話しをして嫌な気持ちになる人は少ないと思います。患者様に不快な思いをさせないように心掛けています。
──今後の目標はなんでしょうか。
患者様の理想に合った施術ができるようになりたいです。そのためにも、カウンセリングのときはできる限り、施術後のイメージを見せるようにしています。
たとえば、二重まぶたは幅によって印象が変わります。こちらがきれいだと思う幅と患者様が良いと思われる幅が違うことがあります。
だから、まずは私から見て「これくらいがきれいじゃないかな」と思う幅でシミュレーションして患者様に見ていただきます。そして、それを基準にもっと広く、あるいはもっと狭くとか患者様のご希望に合わせて調整していきます。
言葉で伝えるだけでなく、ビジュアルで見せることができるものは見せる。
実際に仕上がりをイメージしていただく。さらに、技術的に難しいことなどがあればそれも伝えて、患者様に納得していただく。これがとても大切だと考えています。
──では、最後に品川グループへの入職を考えている方に何かアドバイスあればお願いします。
美容業界がどんな世界かまったくわからず、一般の病院に勤めている方がいいのかもしれないと思っている人も多いでしょう。そのように悩んでいるなら、まずは一度見学に来てみてはいかがでしょうか。
一般の病院と美容クリニックでは、患者様やスタッフ、院内の雰囲気がまったく違います。また、美容クリニックごとにも雰囲気が違います。
品川グループを見学して、他のクリニックも見学して、院内の雰囲気やそのほか様々なことを知った上で、自分に合っていると思ったところを選ぶといいと思いますよ。
【品川スキンクリニック 神戸院 公式HP】